【おすすめ漫画紹介】双亡亭壊すべし レビュー【藤田和日郎】

漫画レビュー
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「うしおととら」や「からくりサーカス」の藤田和日郎先生が現在、少年サンデーで連載中の最新作「双亡亭壊すべし」をご紹介します。

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ストーリー

原作:藤田和日郎

 入ったものは行方不明になったり正気を失ってしまう、双亡亭と呼ばれる幽霊屋敷を破壊するため、様々な因縁を持った人々が、双亡亭を破壊しに集結します。

 双亡亭にいるのは一体何者なのか? 双亡亭とは一体何なのか? 物語が進むにつれ、壮大な真実が明らかになっていきます。

開始早々怒涛の勢い!

 1話の冒頭からいきなり、少年時代に双亡亭で知人が化け物になってしまった過去を持つ総理大臣と防衛大臣が、双亡亭を破壊するため、自衛隊による爆撃を強行するところから始まります。

 その後も、体が武器に変化する不思議な能力を持った、45年前に行方不明にったはずの少年「凧葉たこは 青一せいいち」の登場や、双亡亭を破壊するために次々現れる異能力者たちなど、ワクワクする要素や展開が続いていきます。

 荒々しく迫力のある絵とテンポよく進んでいくストーリーで、一度読めば、一気に引き込まれてしまいます。

 幽霊屋敷が舞台と聞くと、ホラー漫画なのではないかと怖がって、読むのを躊躇ちゅうちょしてしまうかもしれませんが、熱い展開とバトルが繰り広げられる作品です。ホラーが苦手な人も安心して読むことができます。

作者の好きなものを詰め込んだかのようなごった煮感

 幽霊屋敷が舞台の作品ですが、登場するのは霊能力者だけでなく、戦う科学者、謎の旧日本軍人、霊能力ではない謎の力を持った少年「青一」など、様々なタイプの登場人物たちが、双亡亭を壊すために戦いを繰り広げます。

総評

 開始からものすごい勢いで始りますが、勢いが一切衰えることなく話が進んでいきます。物語が進むにつれ、どんどん壮大な話になっていき、読み始めると続きが気になって一気に読んでしまいます。

 ストーリーだけでなく、気迫のこもった迫力のある絵で描かれる戦闘描写など、ベテランの漫画家なだけあって、素晴らしい絵が物語を盛り上げています。

 面白くておすすめの作品ですが、一気に読もうとするとかなり疲れる作品なのので、一気読みするときは体力のあるときにするのをおすすめします。

↓ちらで第1話が試し読みできます↓

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