ゲーム実況のやり方と必要な機材とソフト…初心者が動画投稿するまでに揃えたもの一覧

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 ゲーム実況の収録と動画編集をするのに必要なものを紹介していきます。

 ゲーム実況に最低限必要なものは、ゲーム画面を録画するキャプチャーボードとマイクですが、自分が買ったものは以下の通り。

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キャプチャーボード

 Switch、PS4、Xboxなどの、ゲーム機からの映像と音声を録画するには、キャプチャーボードと言われる商品が必要です。

Elgato HD60 PRO

自分は自作PCを使用しているので、Elgat(エルガト)HD60 PROという、内蔵型のキャプチャーボードを買いました。ノートPCやオールインワンタイプのPCなど、増設するスペースがないPCを使っている場合は、USB接続で使える外付けタイプのキャプチャーボードを使いましょう。

↓Elgat HD60 PROの詳しいレビューはこちら↓

 USB接続のキャプチャーボードは、ElgatoのHD60 Sが定番でおすすめです。

Elgatoのキャプチャーボードを買うと、録画ソフト「Game Capture HD」が無料で使える

 Elgatoのキャプチャーボードを購入すると、Elgatoが提供している録画ソフト「Game Capture HD」を無料で使うことができます。このソフトで、ゲーム機の映像とマイクの音声を、同時に録画することができます。

マイク

 声の音質はとても重要な部分です。マイクの音質はできるだけこだわった方がいいですが、高額なマイクを買わなければならないという訳でもありません。最低限の音質が確保できていれば十分です。

Shure PGA58

 Shure(シュアー)といえば、ミュージシャンの現場で最も普及しているマイクSM58(通称:ゴッパー)が有名です。SM58はプロが使う業務用マイクなだけあって頑丈で、SM58を使用している実況者も多くいますが、このマイクは1万台と初心者には少々高価に感じます。

 自分が購入したPGA58は、SM58の約半額でありながら、Shureのマイクなだけあって、音質もかなり高い水準のマイクです。低価格のマイクでありながら、ON/OFFスイッチが付いているのと、初心者には嬉しいマイクケーブルつきのモデルもあります。

 一般的なマイクはPCで使用する場合、オーディオインターフェースという機材が必要です。USBで接続してそのまま使えるマイクもありますが、PGA58は普通のマイクなので、オーディオインターフェースが必要です。

↓サウンドハウスでの購入はこちらから↓
SHURE ( シュアー ) / PGA58-XLR

SHURE ( シュアー ) / PGA58-XLR

安く済ませたいならオーディオインターフェースいらずのUSB接続マイク「MPM1000U」がおすすめ

 できるだけ安く済ませたい方や、机の上をゴチャゴチャさせたくない方は、オーディオインターフェースを必要としない、USB接続で使用できるタイプのマイクがおすすめです。

 安すぎるマイクだとノイズが乗ったり音質も悪かったりするので、1番安いマイクですとMarantz (マランツ)MPM1000Uがおすすめです。

↓サウンドハウスでの購入はこちらから↓

marantz Professional ( マランツ プロフェッショナル ) / MPM-1000U コンデンサーマイク

marantz Professional ( マランツ プロフェッショナル ) / MPM-1000U コンデンサーマイク

PGA58よりも更に安い、BEHRINGER ( ベリンガー )のXM8500もおすすめ

 PGA58よりもさらに低価格な定番マイクに、BEHRINGER ( ベリンガー )のXM8500というマイクがあります。PGA58よりもさらに安い3000円台で買えるマイクですが、SM58のコピー商品ではないかと言われるくらい、SM58と構造が酷似したマイクで、そう言われるだけあってSM58ほどではないにしても、この値段では考えられないくらい高音質なマイクとして人気の機種です。

 しかしXM8500はマイクケーブルが別売りなので、初心者はもう少しお金を出してPGA58のマイクケーブル同梱のモデルを買った方が安心できると思います。

↓サウンドハウスでの購入はこちらから↓

BEHRINGER ( ベリンガー ) / Ultravoice XM8500 ダイナミックマイク

BEHRINGER ( ベリンガー ) / Ultravoice XM8500 ダイナミックマイク

マイクスタンド

KC 卓上マイクスタンド MDS-1500

 マイクスタンドは普通の卓上タイプのスタンドMDS-1500を購入しました。

 卓上タイプは安価ですが、机のスペースを圧迫するのと、マイクの位置を決める自由度が少ないのが難点です。

 マイクスタンドには、アームタイプのいわゆるマイクアームがあって、有名実況者の多くは、マイクアームを使っているようです。

 マイクアームは、数千円のものから1万円超のものまでピンキリです。高いマイクアームは重量があり頑丈なため振動が少なく、マイクに振動が伝わらないため音にノイズが乗りにくいです。

 自分の使っている机は脚が半分壊れているボロ机なので、いくらマイクスタンドにお金をかけても、振動が伝わりノイズになってしまいます。

 音質にこだわるなら机にもこだわった方がいいのですが、卓上ではない大型のマイクスタンドを使うという手もあります。自分の場合は、部屋が狭すぎてマイクスタンドを置く場所がないので、卓上マイクスタンドを使っていますが…

 環境に合わせて、どんなタイプのスタンドを買うか決めるといいでしょう。

ポップガード

 喋っているときに発生する空気がマイクに当たると、ノイズの原因になってしまいます。これを防ぐのがポップガードです。

KC ポップガード ネット直径10cm POB-10S

 自分が買ったのは安価なもので、クリップで挟んで取り付けるという非常にシンプルなものです。角度を調節することもできるので特に不満点のない商品です。

 ポップガードで手ごろなのは布製のものですが、プロ用にメタル仕様のポップガードもあります。初心者なら最初は安価な布製のポップガードを使って、不満が出たら高価なメタル製のものにした方がよいでしょう。

USBオーディオインターフェース

 マイクをPCとUSB経由で接続して使えるようにするのがUSBオーディオインターフェースです。

YAMAHA AG03

 自分が買ったのは、実況動画やライブ配信の用途ではド定番のYAMAHAのAG03です。本来オーディオインターフェースは音楽制作のための機材ですが、このAG03は実況やライブ配信での使用を前提に設計されたオーディオインターフェースで、実況や配信用ではこれしかないと言われるくらい定番の商品です。

AG03よりも安い商品もあるが、やっぱりAG03がおすすめ!

 AG03は1.5万円もする商品ですが、5000円で買えるBEHRINGER ( ベリンガー ) のUM2など、AG03よりも安い商品もあります。しかしAG03に比べ音質が悪かったり機能が少いので、絶対に失敗したくいないなら大人しくAG03を買いましょう。

動画編集ソフト

 録画した映像のいらない部分をカットしたり、字幕や効果音、画像などを入れて編集するために動画編集ソフトが必要です。

YouTuber御用達の編集ソフト「Premiere Pro」はプロ用のソフトなため、かなり高価


Adobe Acrobat Pro DC 12か月版(最新PDF)|Windows/Mac対応|パッケージ(カード)コード版

 プロのYouTuberのほとんどが、Adobe社のPremiere Proという動画編集ソフトを使用しています。これはプロの映像クリエイターのほとんどが使っている高性能なソフトで、プロ用なだけあって非常に高価です。

Premiere Pro以外の編集ソフトもあるが、最低でも1万円からと高価

 Premiere Proの他にも有料の動画編集ソフトがいくつかあり、PowerDirectorFilmora、AppleがMAC用に販売しているFinal Cut Proなどがあります。Premiereに比べればどのソフトも安価ですが1万~3.5万ほどしますし、これらのソフトを使っていても後々Premiereに切り替える人も多くいます。

無料で高性能な動画編集ソフト「Aviutl」がおすすめ!

 それらの有料ソフトと比較しても、性能に引けを取らない上に無料で使える動画編集ソフトがAviutlです。10年以上の歴史があり、無料で高機能なため、初心者やベテランの動画投稿者にも人気のソフトです。

 このソフトは拡張性が高く、プラグインという有志が作った追加機能を入れれば、出来ることはどんどん広がっていきます。

 歴史があり、使用者も多いソフトなので、解説サイトや動画講座が非常に充実しています。わからなくて、つまずくことはあっても、問題が解決しないことはありません。どんな問題も大体誰かが解説してくれています。

Aviutlのデメリット

 デメリットは、はUI(ユーザーインターフェイス)が有料ソフトに比べて、少々複雑な点が挙げられます。有料ソフトはUIが洗練されているため、直感的で使いやすく、作業効率もスピードも上げることができますが、Aviutlは使いこなせるまでに少し時間がかかります。そもそも、ソフトをインストールして使えるようになるまでの時点で、かなりの手間がかかるので、初心者はその時点で敷居が高く感じてしまいます。

 もう一つは動作が不安定だという点です。Aviutlは落ちたり固まることがよくあるため、こまめな保存をするように心掛けなければいけません。

画像編集ソフト【サムネ作成用】

 サムネは本で言うところの表紙に当たります。動画のサムネは非常に重要で、サムネの出来が再生数に大きく関わってきます。

有料なら「Photo Shop」無料なら「Gimp」が定番

 画像編集ソフトで有名なのは、Adobe社のプロクリエイター御用達のソフトPhoto Shopと、無料で使えるGimpというソフトが有名です。

 Photo Shopは使いやすく高性能ですが、プロが使うソフトなため、同社のPremiere Proと同じく高価です。

 Gimpも高性能ではありますが、使い勝手が直感的ではないため、初心者には少し敷居が高いです。しかしAviutlと同じく無料で使えて利用者も多いため、解説サイトや解説動画も多いです。やる気があれば使えるようになるでしょう。

個人的におすすめなソフトは「Photo Scape X」

 上の2つよりも自分がおすすめしたいのは、Photo Scape Xというソフトです。本来は有料のソフトですが、機能を制限されたものが無料で使えます。サムネを作るだけなら無料版で十分です。

 非常にシンプルで軽いソフトで、Photo shopやGimpに比べて起動も早く、動作も安定しています。UIは非常に直感的で、解説サイトを調べなくても自分は使いこなせています。

 Aviutlで編集中の動画から使いたい部分を表示させ、動画が表示されているウィンド上で、右クリック→クリップボードに出力イメージをコピー→ペイントソフトを立ち上げ、Ctrl+Vで張り付けて画像を保存すれば、サムネに使う画像が用意できます。そして用意した画像に字幕を入れるだけで、サムネの出来上がりです。

大声を出せなかったりトークスキルに自信がないなら機械音声や声なしで動画を撮ろう!


VOICEROID2 結月ゆかり|ダウンロード版


 家の環境で大声をだせなかったり、声にやトークスキルに自信のない方は、↓の動画のような声なし動画や、ボイスロイドやゆっくり音声(SofTalk)などの機械音声を入れるという手もあります。

 ちなみに自分は、恋声というボイスチェンジャ―を使いました。ノイズが多くなるので、音質にこだわるならあまりおすすめしません。

自分の環境や予算に応じて考えよう

 安く済ませようと思いすぎると、絶対に不満の残る動画しか作れません。iPhoneに付いてきたイヤホンのマイクで、試しに録音したことがあるのですが、ノイズが酷くてとても聞けたものではありませんでした。

 どれだけお金を出せるかは人それぞれだと思いますが、出来るだけ安く済ませたい場合は、キャプチャーボードはHD60 S、マイクはMPM1000Uを買えば、とりあえず最低限のクオリティのゲーム実況を始めることはできます。いい機材をそろえたところで面白い動画が作れるわけではないので、とりあえず最低限の機材で始めて経験を積んでいくのもいいでしょう。

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