今回ご紹介するイヤホンEP-630は、CREATIVE MEDIA(クリエイティブ・メディア)から発売されている超低価格イヤホンです。
発売からすでに10年以上経っている製品ですが、かつては高コスパ機として、以前紹介したPanasonic RP-HJE150や、フィリップス社のSHE9700と、肩を並べていたロングセラー商品です。
↓Panasonic RP-HJE150のレビューはこちら↓
外見&付属品

低価格機&10年以上前の製品ということもあって、今までに無いくらいにチープな見た目をしています。

ケーブルは極細で頼りなく、コードスライダーもありません。絶対断線するな、コレと確信するほど細いケーブルなため、イヤホンジャックから抜くときですら、断線しそうという恐怖が付きまといます。イヤホンジャックから抜くときは、プラグの一番根元部分から抜くようにしましょう。

プラグはL字ではなく、ストレートプラグです。

付属品はサイズ違いのイヤーピースが2組と説明書だけ。ケースもポーチもありません。
音質
一言で言うと低音が強めの音です。解像度は特に高いという訳でもなく、値段なりですが、低音に他の音がかき消されるわけでもなく、ちょうどいいバランスです。
他のイヤホンと比較すると、Panasonic RP-HJE150の低音が、ボッボッボッという鳴り方なのに対して、このEP-630はドッドッドッという鳴り方です。RP-HJE150よりも低音にキレはありますが、RP-HJE150に比べたらという話で、このイヤホンが特別キレのある低音という訳ではありません。
以前紹介した、低音が強めなイヤホン1MORE Piston Classicと比較すると、さすがに解像度が劣っていますし、低音もPiston Classicの方が、より低い音まで低音が聞こえます。
↓Piston Classicのレビューはこちら↓
総評
とにかく安くて無難なイヤホンが欲しい方には、RP-HJE150をおすすめしますが、RP-HJE150よりも低音が強めのイヤホンが欲しい、でもカルボバッソやPiston Classicは高すぎる…という方に、その中間の存在として、このイヤホンをお勧めしたいです。
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