今でこそ、スマホを買えばそこそこ良いいイヤホンが付いてきますが、自分が学生だった時に買ったガラケー( F906i )には、イヤホンが付いてくるどころかイヤホンジャックすらありませんでした。なので当時の自分はいいイヤホンの音も知らずに、100均のゴミみたいな音質のイヤホンをPCに挿して音楽や動画を楽しんでいました。
しかし、初めてiPodを買った日に自分の価値観が大きく変わります。iPodについてきたイヤホンを聞いて100均イヤホンとの音の違いに衝撃を受けました。iPod付属のイヤホンは高級機とは程遠いものでしたが、100均のイヤホンが雑音に聞こえるほどの差で、その日以来100均のイヤホンの音を聞くと苦痛を感じるようになってしまいました。
iPod付属のイヤホンの音を気に入っていたのですが、このイヤホンは音漏れが酷く、遮音性も低かったので、別なイヤホンが欲しくなってきてしまいました。当時の自分の手の届く範囲で評価の高いイヤホンをネットで調べると、PanasonicのRP-HJE150が話題になっているのを見かけ購入しました。
デザイン、質感
RP-HJE150は1000円以下という値段設定もあり、コードの質もそこそこで、筐体はプラスチックです。付属のイヤーピースはかなり薄くて、あまりいいとは言えません。自分はZERO AUDIO(ゼロオーディオ)のカルボバッソについてきたイヤーピースに変えています。
筐体は慣れれば触っただけでどっちが左右かわかる形状です。
それとプラグはL字ではなくストレートタイプです。

音質
このイヤホンは非常に無難な音作りで、解像度は値段を考えればこんなものかと納得できるレベルです。低音の解像度は低いし量もそこそこといったとことですが、ボーカルを邪魔しないギリギリの範囲内で、少量ながら低音の響きを感じることができます。
総評
RP-HJE150は、上の世界を知らなければ十分音楽を楽しむことができるイヤホンです。
今はスマホにそこそこ良いイヤホンが付いてくるので、わざわざこのイヤホンを買う必要はないかもしれませんが、断線や紛失してしまっても社会人には痛くもかゆくもない価格ですので、イヤホンを消耗品と考えている人、Appleのイヤホンは音漏れが気になるという人や100均でイヤホンを済ませている人にぜひ買ってほしいイヤホンです。
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