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原作:日向夏 漫画:ねこクラゲ
今回紹介するのは、小説家になろうで公開された作品のコミカライズ版です。この作品はなぜかスクエニと小学館から、それぞれ別の漫画家さんが描いている漫画版作品が出版されていますが、今回紹介するのは、スクエニ(ビッグガンガン)から出版されている方の作品です。
ストーリー
物語の舞台は、大昔の中国のような架空の国、薬師として働く少女猫猫(マオマオ)は、薬草を取りに行ったところを人攫いに攫われ、後宮の下女として売り飛ばされてしまいます。
後級では4人の帝の妃がいて、生まれてきた子供がすぐに死んでしまうという問題に悩まされていました。猫猫は薬師としての知識を生かし、その原因を探り当てたのを皮切りに、後宮内で起こる様々な事件を解決していきます。
それぞれの思いが渦巻く後宮の世界
猫猫は昔から、実験と称し毒蛇に腕を噛ませたり、毒を飲んで興奮するなど少し変わった少女で周りの人たちをドン引きさせたりします。そんな彼女に、男すらも虜にする宦官の任氏(ジンシ)が惹かれていきます。彼女はそんなことに気づきませんが…
猫猫の推理はもちろんのこと、作中で起こる様々な事件とそれに関わる人たちの物語や心情も見どころで、妃はもちろん、それに使える侍女たちにも心に抱えているものがあり、それらが物語を通じて明らかになっていきます。
ヒーロー文庫版、サンデーGX版も発売中!
原作の書籍版がヒーロー文庫から、なぜかサンデーGXからもコミカライズ版が出ています。サンデーGX版はスピンオフ的な作品ではなく、ビッグガンガン版と同様原作を基にした作品のようです。(何で2つの出版社から出ているんだろう…)
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