Switchでリメイク予定の超名作RPGゼノブレイド レビュー【Wii】

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 Switchでは、過去の名作をリメイクする動きが活発になっています。面白かったのにあまり売れなかった作品が、Switchの好調によって注目されるいい機会だと思います。

 そこで自分が実際にプレイしてもっと皆に知ってほしいと思った、リメイク予定のWii専用ソフトとして発売されたこの作品「ゼノブレイド」をご紹介したいと思います。

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開発経緯

注意:こちらの紹介映像は、Wiiuに移植されたものです。

 任天堂がナムコからモノリスソフトを買収して、モノリスが任天堂傘下になってから初めて作られたRPGゲームです。

 当時の任天堂のラインナップは、JRPGに弱いと言われていて、任天堂もそのジャンルを埋めるために、モノリスソフトを買収したのだと思います。買収後に任天堂からノウハウを吸収するなどして作り上げたのが、このゼノブレイドです。

 当時たったの3億で買収されたモノリスですが、いまでは任天堂作品の開発をサポートしたり、任天堂が弱いとされてきたJRPGの分野でも新作を発表し、着実に実力をつけています。

作品のストーリー

 かつて機神と巨神という2つの神が戦い、その戦いで両者とも死んでしまい、その後、神の死体の上で様々な生き物が生活していました。

 機神の体に住んでいる機神兵と呼ばれる勢力が、主人公たちの住む巨神側を襲い始めます。その戦いは、神剣モナドという選ばれた人間にしか扱えない武器を使えた、英雄ダンバン(CV:ベジータ)が命がけで戦ったことによって、一時は平穏を取り戻します。

 ですが、再び侵攻してきた機神兵たちに主人公シュルクが、かつてダンバンが使った神剣モナドを振るい、仲間たちと共に機神兵たちを止める戦いと冒険に出ます。

王道かつプレイヤーの想像を超える展開の連続

 ストーリーは王道的なRPGといった感じなのですが、想像を超える衝撃的な展開が次々とおこります。そろそろ終わりかな? と思うと、どんでん返しが起こるという、初見では終わりの見えない構成とボリュームになっています。

 それと、Switchで発売されたゼノブレイド2は直接的な続編ではないものの、ゼノブレイドをプレイしているとニヤリとする場面が出てきます。

戦闘システム

 戦闘システムは少し特殊で最初は戸惑うかもしれませんが、遊んでいるうちに慣れていけるでしょう。

 仲間の中から3人を選んでパーティーを組み、フィールド内を歩き回っている敵に戦闘を仕掛ける(あるいは襲われる)ことで、そのままシームレスに戦闘が始まります。

 それぞれの技にゲージが設定されていて、時間が立たないと再度技を繰り出すことができない使用になっています。

 それぞれのキャラクターが大声で技名を叫ぶのに、最初は驚くかもしれませんがすぐになれます。技には様々な効果があるのですが、効果が、崩し⇒転倒⇒気絶 の順で技をつなげると、敵が気絶して、そのまま一定時間の間、一方的に攻撃できます。

 戦闘によって溜まるテンションゲージを消費して、死んだ仲間を復活したり、チェインアタックという特殊な技を発動することもできます。

恐ろしくよくできたマップデザイン

 ゼノブレイドは、当時のライバル機種に性能で劣っていたWiiで、 完全にとは言えないものの、 オープンワールドを実現していました。(マップとマップの間にロードが発生する場所があります)

 それも、ただオープンワールドという訳ではなくて、フィールドの密度が尋常ではなく、散策していると遠くから、あの洞窟は何だ? あの建物は何だ? どうやって行くんだ!? と、メインクエストそっちのけでフィールドを散策してしまいます。

豊富なサブクエスト

 さらに様々な場所でサブクエストが発生し、その量もかなりの量でした。サブクエストばかりやっていて、ストーリーが全然進まないなんてのはザラでした。

 攻略サイトを見ないと全てやりこむのにかなりの時間がかかるかと思います。

BGMが本当にいい

 ゲームを盛り上げる要素の一つである音楽ですが、このゲームのBGMはどれも名曲揃いで、下村陽子、光田康典など有名な作曲家たちが携わっています。

 自分の1番のお気に入りは、燐光の地ザトールというマップで夜になると流れる曲です。これを聞いた瞬間、ゲームのサントラを購入しようと思ったほどです。

ゼノブレイドのHDリマスター版、 ゼノブレイド ディフィニティブ・エディションの発売日

この名作がHDリマスターで蘇ります。ゼノブレイド ディフィニティブ・エディションとして5月29日に発売されることが決まりました。

これは単なる移植ではなく、一部のモデルを新しく作り直したHDリマスターとして発売されます。さらに、公開された映像では没データになっていたマップが確認されていて、追加要素も期待できそうです。

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