今回はHDMI出力の映像化から音を分離したくて分離器を買ってみたのでレビューしたいと思います。
Switchの音を高音質で聞きながら映像を録画したい!
以前紹介したSound Blaster X3は、USBでSwitchと接続するとキャプチャーボード(HD60 Pro)に音を入れることができませんでした。
なので、今回紹介するAGPtek HDMIデジタルオーディオ分離器を購入しました。
この商品は、HDMI出力で送られてくる映像の音声を、光デジタル信号とアナログ信号で出力することができます。これを使えば、今使用しているDAC付きのヘッドホンアンプ(Topping D3)でゲームの音を聞くことができます。
内容物

付属品の確認をします。ステレオミニプラグ⇔RCAケーブル、光デジタルケーブル、USBケーブル(給電用)と本体が入っていました。
本体の入出力の確認本体の入出六端子の確認します。

①…5.1ch、2ch、PASSの切り替えスイッチ 5.1chはAVアンプで使用するとき、2chは通常のステレオ音声、PASSはテレビのEDID情報をHDMI機器(PC・レコーダー等)に認識させると書かれていましたが、何のことかよくわかりません。
②…HDMI入力(ゲーム機とつなげる)
③…USB端子(給電用) 電源がUSB給電なので、SwitchのUSBポートにつなげれば使用することができます。

①…HDMI出力 モニター、キャプチャーボードに出力
②… SPDIF OUT(光デジタル音声出力) DACと接続します。
③…アナログ音声出力(アナログ入力のみのアンプ等で使用) 付属のステレオミニプラグ⇔RCA変換ケーブルで接続します。
実際に使ってみた
SwitchのドックにあるUSBポートに接続して給電し、HD60 Proのパススルー用のHDMI端子と分離器のHDMI INをケーブルで接続、分離器のHDMI OUTとモニターをケーブルでつなげ、SPDIF OUT(光デジタル音声出力)でDACと接続し、キャプチャーボードに音声を入れつつ、ヘッドホンアンプで遅延のない音を聞くことができました。
ですが…
HD60 Proからモニターに送られた映像が点滅してしまいます。
いろいろと試してはみたのですが、HD60 Proと相性が悪かったのか、この症状は治りませんでした。
仕方がないので、光デジタル出力が壊れてしまっているテレビレコーダーに使おうと思います。
使ってみた感想
今回は自分の用途では使えませんでしたが、X3と同じくUSB給電なので、コンセントが無駄に埋まらなくて済むという点と、3000円以下という安さは魅力的だと思います。
以上でレビューを終わります。みなさんの参考になれば幸いです。
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