【内蔵型キャプチャーボード】Elgato Game Capture HD60 Proレビュー

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 今回はElgato(エルガト)のキャプチャーボードHD60 Proを紹介します。

 switch、ps4、xboxoneといった、いわゆる家庭用ゲーム機のプレイ動画を録画するには、キャプチャーボードというものが必要で、各社からいろいろなキャプチャーボードが発売されています。

 このHD60 Proは、キャプチャーボードを製造するメーカーの中でも定番メーカー Elgato(エルガト)から発売されているキャプチャーボードです。 キャプチャーボードはUSB接続する外付けタイプが多いと思いますが、このHD60 ProはPC内の PCIeスロットに接続することによって、使用することができる 内蔵型キャプチャーボードです。

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内装型キャプチャーボードの利点とパススルー機能

 自分がこのHD60 Proを買った理由の一つに、PCのUSB端子を無駄に使用したくないというのがありました。キーボード、マウス、ペンタブ、プリンター…と様々な機器を接続しているため、空きのUSB端子がなかったからです。

 メーカーが売りにしている低遅延というところはゲーム配信をするのに向いていそうです。しかし、いくら低遅延とはいえ遅延がないわけではないので、FPSや格闘ゲームなどの対戦ゲームなどでは不利になってしまいます。そんなときはパススルー機能を使用します。

 キャプチャーボードは遅延を回避するために、パススルーという機能が搭載されているものがほとんどです。このHD60 Proにもパススルー機能が搭載されていて、使い方はINと書かれたHDMI入力の隣にあるパススルー用のOUTと書かれたHDMI端子をHDMIケーブルでモニターと接続するだけです。 こうすることで、ゲームから送られてくる映像を直接モニターに送ることができます。

システム要件について

  Elgatoのサイトに載っているシステム要件一覧の、CPUの項目では 第 2 世代 Intel Core i5 CPU(i5-2xxx または同等) と書かれていますが、自分が使っているPCのCPUがIntelのCore iシリーズではなく、AMDのRyzen 7 2700Xだったので使用できるか不安でしたが、不具合もなく使用することができました。

 参考までに自分のPCのスペックを載せておきます。

 CPU……Ryzen 7 2700X
 メモリ…F4-3600C18D-16GTZRX(8G×2)
 マザボ…ROG CROSSHAIR VII HERO
 グラボ…GV-N108TGAMING OC-11GD(GTX 1080Ti)

実際に録画してみた

 試しにゲームを録画してみました。使い方はとても簡単で、Elgatoのサイトから必要なソフトをダウンロードし、ソフトを立ち上げます。すると…

 はい、Switchからの映像が映りました。

 そして、下の赤色の録画ボタンを押すことで録画が始まります。

 しかし、ここで問題が…ゲームの音声がソフト側に入ってきません

 自分は、Switchと以前紹介したクリエイティブ・メディアのSound Blaster X3をUSBで接続し、音を聞いているのですが、どうやらこれが原因で音がキャプチャー側に入っていないようなのです。実際、USBケーブルを外すと音が入りました。

 どうにかできないかと調べてみましたが、解決策を見つけることはできませんでした。せっかく買ったX3が無駄になったかもしれません。HDMIから光音声を取り出す分配器が売られているので、それを買ってみようかと思います。

 さて、この問題はひとまず置いといて、ゲームの映像を録画してみました。録画した動画は本当にきれいで、元の映像からの劣化は全く感じませんでした。

 録画した映像はPCにそのまま保存されますが、もちろん保存先を自分の好きな場所に変更することができます。

まとめ

 USB-DACとの問題もありましたが、動画を綺麗に録画したいなら、この商品は本当にお勧めだと思います。

 ノートPCなど、取り付けができないPCを使っている場合は、同社のHD60 Sがお勧めです。性能はHD60 Proよりも若干劣りますが、USB接続でゲーム機からの映像を録画することができます。

 以上でレビューを終わります。みなさんの参考になれば幸いです。

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