今回は新しく購入したゲーミングヘッドホンアンプ Sound Blaster X3 をレビューしたいと思います。
Sound Blaster X3 で出来ること
このSound Blaster X3 は、DAC付きのヘッドホンアンプで、PC、Switch、PS4といったゲーム機とUSB接続することによって、ゲームの音をヘッドホン向けに変換し、FPSやTPSといった、足音をよく聞くゲームで有利に立ち回ることができます! まぁ、自分は銃で撃ちあうゲームは全然しないので、あまり恩恵を受けませんが。
Switchで使えるUSB-DAC!
今回この商品を買った決め手が、 Switchで使えることが保証されているというところです。
Switchでは使えないUSB-DACもあって、実際に使えるかどうかは、つないでみないとわかりません。ちなみに、自分の持っているDAC ( TOPPING D3、S.M.S.L M300、Fiio E-17 )を全てつなげてみましたが、使えるものは 一つも ありませんでした。
内容物

本体の他に、USBケーブルが付属されていて、すぐに使うことができます。
入出力端子

①…5.1chスピーカー用のライン出力端子
②…AUXライン入力(音楽プレーヤーやスマホから音を流せます)
③… 光デジタル出力端子(別のDACと接続することで、USB-DDCとして使用することができます)
④…USB端子(PC、Switch、PS4とつなぐことができます)
光デジタル入力がなく、光デジタルから音を変換することはできないので、USB接続以外の使用を考えている人は注意してください。

前面の端子は、ヘッドホン用の端子と、マイク入力端子のみです。
実際に使ってみる
Switchにつないで使用してみました。
電源はUSBバスパワーなので、コンセントが埋まることがないのがありがたいです。
使用したヘッドホンは、同社のアルバナライブ、ゼンハイザーのHD599です。
まずは、Switchを代表するTPSゲーム、Splatoonをプレイしてみました。
最初にアルバナライブで聞いてみましたが、まず音の迫力の違いに驚きました。これは、このX3のSUPER X-FIという機能によるもので、奥行きのある迫力ある音で聞くことができる技術です。ちなみに、この機能は上面のSXFIと書かれたボタンを押すことで無効にできます。

同じく、上面にあるMODEと書かれたボタンを押すと、イコライザーをかけることができます。イコライザーは3種類あって一回押すごとにモードが切り替わります。白く光ると音楽用のモード、紫はセリフを聞きやすくする映画用のモード、青は足音が聞きやすくなるゲーム用のモードです。
しかし、ゲームモードでSplatoonを遊んでみても、敵の潜伏音を聞き分けることはできませんでした。まぁ、これは自分が下手なだけです。フォートナイトみたいなBGMのないゲームなら違いがわかるのかもしれませんが、自分には必要ない機能だったのかもしれません。
ですが、このアンプとHD599をつなげ、SUPER X-FIをオンにして遊ぶと、奥行きと迫力のあるサウンドでゲームを楽しむことができ、自分はこれだけで満足できました。
まとめ
Switchで使えるUSB-DACが欲しくて、このX3を購入しましたが、正直言って自分の用途にはオーバースペック気味でした。ですが、Switchで使えると明言されている製品は数が少なく、使えるかどうかわからないDACを買って損をするより、きちんと保障されている製品を買った方がいいと個人的には思います。
それと、光デジタル入力がないという点にも注意が必要です。 光デジタル入力が必要な方は、同社のSound BlasterX G6の購入をお勧めします。 自分は持ち運んだりしないのでX3を選びましたが、 こちらはUSB給電とリチウムイオン電池で駆動することができるポータブルモデルです。
以上でレビューは終わります。みなさんの参考になれば幸いです。
コメント